経営者にとって売上を上げるということは精神安定剤と同じような役割をするということです。
売上があれば現金がまわり経営にも余裕が出てきます。
なので、今日は売上を増やしていくためにどうすればいいかということです。
まず売上というものは単純に数式で表すことが可能です。
「売上=客数×客単価×購入頻度」
商品やサービスでそれぞれの値が違いますが、どの業種でも「売上=客数×客単価×購入頻度」という式になります。
例えば売上1,000万円上げたかったら、
- 1人に客単価1,000万円の商品やサービスを年1回売る
- 10人に客単価100万円の商品やサービスを年1回売る
- 10人に客単価10万円の商品やサービスを年に10回売る
- 100人に客単価1万円の商品やサービスを年に10回売る
- 10000人に客単価1,000円の商品やサービスを年1回売る
いろんな数式が考えられますし、どれでも年に1,000万円の売上が上がります。
で、考えることは売上を2倍にするとしたらどうすればよいでしょうか??
単純です。
客数を増やすか、客単価を増やすか、購入頻度を増やすか。
業種によって色々と違うと思いますが、乱暴に言ってしまうと単純に客数もしく客単価、購入頻度のどれかを2倍にすれば売上も2倍になるということです。
ちなみに客数を2倍、客単価を2倍、購入頻度を2倍にすると、
2×2×2=8
となりなんと売上が8倍になります。
いやー、素晴らしいですね!!
ちなみに売上2倍にしたければ各々の値を1.26倍、売上3倍にしたければ各々の値を1.44 倍にすればいいです。
「客数」「客単価」「購入頻度」をそれぞれ上げていけばいいということになります。
客数を増やすには広告をかけて新規顧客を集客する、客単価は値段を上げても買ってくれるような商品やサービスにする、購入頻度は既存顧客に対してDMやメルマガで接触回数を増やしたりするなど各々やり方があります。
「売上=客数×客単価×購入頻度」という数式で簡単には表すことができるのですが、それらを構成しているものを紐解いていくと、売上を上げるためにはどうしていくかの具体的な指標が見えてきます。
具体的な指標をきちんと数値化していくことで現状を把握し、どうすればいいかということを考えていけば確実に売上は上がっていくと考えています。